フランケンシュタインの様に古い木材や素材を合体させ、新たに魂を吹き込んだ家具やオリジナルグッズを製作する「FRANKEN FURNITURES」を手がけるGONZOさん
元々は音楽活動をしながら自動車の製造メーカーでの仕事を退職し、なぜオリジナル家具制作を手がけることになったのか?


フランケンファニチャーズのゴンゾウです。

小さい頃はどんな事に興味を持っていましたか?

小さい頃は、ひたすら野球やったり体を動かすのが好きで、あと物作るのが好きだったんで色々工作したり、絵を描いたりするのが好きでしたね。

それはご両親の影響とか?

いや特に影響というのはないんですけど。結構、両親からは変わった絵を描くなっていうので、小学校から呼び出されたりとか、結構面白い話は今思えばいっぱいありますね。

小学校・中学校・高校時代で印象に残っていることは?

今思えば、中学校の時に職業体験という一週間ぐらい社会に出ていろんな職場の体験をするという授業がありまして、みんな普通のお店とか会社に行っていたんですけど、その中に文楽人形の、人形浄瑠璃の頭を作る体験というのがあって、そこがなにか自分の中でひかっかるものがありまして。そこの職人さんのところに2週間くらい弟子入りして一から、 木の材料から人形を作るというのを職人さんから教わってやっていたというのが、今思えばそれが今やっている事と繋がっているのだと。

高専出た後は何をしていたんですか?

高専出てからは自動車部品の製造メーカーでしたので、その製造ラインの監督であったりとか、改善とか保全とかまぁいろいろとモノづくりに携わる仕事はしていたんですけど、なんか自分の中ではやっぱりやりたい事と違うな、というのがありまして。 まぁいろいろと、自分の趣味で音楽をやっていていろんな世界を見ていくうちに、この道草アパートメントという建物のを見つけて、すごい運命的なタイミングだったと思うんですけど、この建物にすごい引き寄せられるものがあって、ここに辿り着きました。

当時その製造をやってた頃、自分の仕事自体にそんなに違和感があったんですか?

やっぱりお客さんが求めるものや会社が作らなければいけないものを作るっていう、そういう使命があったんですけど、自分が作りたいものを作って人が喜んでいる顔をみたいなというのが、自分の中ではやりたいことなのかなって、凄いいろいろ自分の中では考えていて。やっぱり自動車部品を作ってもお客さんの顔が直接見れないので、自分のほんまに好きなものを作れて、お客さんが喜んでいる顔が見れたら凄い楽しいのかなって。まぁ漠然とですけども、そういう風に自分がやりたいのはそういうことなのかなと考えてました。

その中で、大きな失敗・成功、小さな失敗・成功って今まであったと思いますが、何か思い浮かびますか?

失敗は色々してきましたね。前の会社も凄い大きな会社でしたので、いろいろやっぱり組織の中で人とのやりとりも上手くできない事も多くて 失敗する事も多かったですし。まぁその中でいろいろ経験して。趣味で音楽をやっていたんですけど、そこでいろんな人とも繋がれて、いろんな世界もやっぱり自分の知らない分野の人とも出会えて、やっぱりそれが凄い自分の中ではひとつひとつ積み重なって、いろんな事を自分の中に取り込めたのかなとは思いますね。

例えば失敗した時に、その後何かすることはありますか?

失敗したらどこが悪かったのかというのを分析して、今度どうしたら同じような事をしないのかなという所を考えます。

失敗したとき、その考えが浮かんだのはなぜですか?
自然にだったのでしょうか?


やっぱりそのままの自分で現状維持で、ただただ惰性で同じような人生を送るのは、なんか自分の中ではやっぱり凄い嫌ですし。どんどんどんどん自分の中でも能力を上げていきたいなと思って。やっぱりいろんな人と関わって失敗して、どんどんどんどん自分が成長していくのが自分の中でも快感でもありますし、そういう自分になりたいと常々思っているので、そこはどんどん柔軟に考えて行動するべきなのかなと思って毎日行動するようにしています。

その中で、自分のことをこれは変だな、って思う事ってありますか?

基本変だとは思うんですけど(笑) 何も考えずにフラフラっとなんかやってるし。やっぱりなんか多分今の若い子とちょっとずれているところがすごいあると思うんで、やっぱり自分では変だなって思いますね。

例えば何が?

例えば、ずっと伊賀に住んでたので、忍者とはどういう人なんかなとか。忍者は人であったんで。忍者の事はすごい昔から好きで。伊賀っていう土地に10年間住んでたので。忍者とは何なのか、って凄いいろいろ考えたりとか。それを自分でどういう人だったんか、って理論的に考えてみて。人はどこまで出来るのかって凄い考えたり。誰よりも実践的な忍者でありたいな、っていうところがやっぱりすごい自分の中で目標でもありますし。そこは絶対誰よりも変だと思います。(笑)

最初にモノ作りをやってみたいと思いはじめて、それが今のような家具やスピーカーになったわけですが、それをやってみたいなと思ってからどのようなプロセスがあったのでしょうか?

まず、この道草アパートメントに辿り着いて、住み込みで1年間ほど生活させていただいていたんですけど、その中で途中で、自分で何か出来る事ないかっていうところで、まずスピーカーを作りはじめて。その時はこの建物の2階で、お店の中にちょっとスピーカー置く程度だったんですけども、今はこうやって店舗をやらせてもらっている場所は、 もともとガレージだったんですが、その場所が空いて。自分かはやっぱり作業を専念する場所が凄い欲しかったので。そのタイミングで大家さんにも話できて、もともと大家さんが考えていたGUM株式会社の事業でフランケンファニチャーズという構想もあったんで、それだったら僕がやりたいっていう意思も伝えて。それで今は制作主任として任せてもらえるようになったので、そういうプロセスで今はこうやって家具を作っています。

実際にモノ作りをやってみたいと思ってから、なぜそれが実現出来たのか?
そこに何があったのでしょうか?


やっぱり今思えば、前までずっと働いていた会社でもやっぱりそういう経験もありましたし。やっぱり自分の中でも経験というのもあったので、ある程度自分の中でもいろいろ面白いものを作りたいなという、いろいろと考えもアイディアもあったので。それだったら出来るんじゃないかなっていうところから。いろいろ自分でいろんなもの見るようになって、勉強して。まぁ独学ですけど、試行錯誤しながら毎日作って、いろんなものを作り続けて行って、いろんなものを作れたなって。まぁそれの繰り返しだと思うんですけど。

何かをやってみたいと思う気持ちは多くの人が持っていると思いますが、それが実際には出来無い人の方が多いと思います。実現しているゴンゾウさんは、何が違ったのだと思いますか?

やっぱりまず、ただ考えるんじゃなしに、やっぱりまず一歩踏み出すっていうことですかね。何かしら一歩踏み出せない人って凄い多いと思うんですけど、まず考えて出来るんじゃないかなぁっていう、まぁ失敗してもいいからとりあえずやってみよう、というところから。そこがすごい大事なのかなって思います。 あとは、それをやってみて、ただそこでもう折れるんじゃなしに、もういいやって思うんじゃなしに、諦めずにいろいろ自分で、自分でアンテナを張っていろんなものを見て。それを自分なりに分析して噛み砕いて。それをずっと長続きできるかっていうのが凄いやっぱり一番難しい事なのかなって思うので、それをいかに楽しみながら出来るかってい のが凄い大事なんじゃないかなって思います。

やり続けることがそもそも非常に難しい事だと思うんですけど、何かコツというか、なぜやり続けられるのかと思いますか?

自分に100点をつけるんじゃなしに、何か次にもっと面白い事出来る事がないのかなって考えて。モノづくりだったら、まず作ったモノ、それで納得するんじゃなくて、次作ったモノをもっと面白いもの作ったろ、とか。毎回毎回喜びってあるんですけど、そこでまぁ納得するんじゃなしに、なんかもっともっと求めて行ったら、それはまぁ、それを続けていたら終わりはないと思うんで。やっぱりやり続けるという事はやっぱりそういう次の何か課題であったりとか、楽しみをずっと残しておく事なのかなって思いますね。

実際にやってみたいって思った事があって、それを実践してる。
当時と今、心境ってどんな違いがありますかね?


やっぱり。前までは凄いなかなか自分がやりたい事も出来てなくて。 毎日毎日やっぱりいろんな事考えてて。凄いなんか退屈であって。どうしたらいいんかなっていう、凄い苦悩もあったんですけど、今は毎日毎日自分の好きな事に集中してもの作ったりとか、いろんな人と話した りして、好きな事出来ているのですごい毎日毎日がすごい時間が経つのが早くて。凄いなんか充実しているのかなって、そこが一番心境として違うのかなって思います。

今の仕事は自分にとってどんな位置付けだったり、価値観だったり、 存在だったりするのでしょうか?

自分の中では、やっぱり仕事って集中して自分のやりたい事できるのが、みんな夢であると思うんですけど。自分の中で好きな事出来るっていうのが、仕事であれ、なんか、自分の好きな事ややっている趣味でもあり、なんか凄い・・生活の一部。本当に毎日毎日なんか楽しんで出来 ているので。本当になんか生活の一部としてそれを繰り返す事 で、やっぱり自分の中でなんか能力も上がっていくと思うので。自分の成長する側でもあるし、仕事は仕事なんですけど、凄い楽しんで出来ているので、仕事と趣味を合体させた感じになると思います。

人との出会いと大事にしているという事でしたけれども、それは何故なのでしょうか?

やっぱり人が好きなんかなと思いますね。やっぱり身近な人と話すのもすごい好きなんですけど、全く見ず知らずの、全く自分が経験していないことを経験している人と話したり、まぁいろいろと出会って、同じ時間を過ごせるっていうのは、凄い、なかなかない、本当に巡り合わせなかなって凄い思うときもありますし。やっぱりそこで話してみて、自分の持っていいないものを持っている人って、やっぱどんな人なんかなってやっぱ自分の中では興味津々に思ったりとか。その人と話して良い時間を過ごせたら、自分に良いものも返ってくると思うので。それを自分の中にどんどん取り込んでいけたらなと思って。やっぱりいろいろと人と出会って、まぁいろいろと・・・やっぱそれが楽しいので。 もうなんか、自分の中では壁を作らず、本当にいろんな人と話して、本当になんか共通するものを持っている人であれば凄い楽しいですし。出会いってなんか凄い自分の中では不思議なものだなぁって。不思議な出会いとか縁とかもありますし。何か自分が信じているものがあれば、なんかそういうところで、自分の求めていた人って現れたりもしますし。 なんか凄い不思議なもんねやなって思いますね。

自分ってどんな人間だと思いますか?

真面目なんは真面目なんやけど、なんか不真面目な部分もあったりとか、なんかちょっとおかしな部分があったりとか。まぁ多分自分では個性が強い、個性っていうか自我が強いんかなって。人の真似をしたくないとか。自分は自分だし、だから周りに合わせてるんは自分じゃないのかなって。やっぱりそこは常々思ってるんで。自分はやっぱりそういう人間なのかなって。まぁ好きな事やって、好きな事出来てたら、まぁ別に周りに合わせる必要ないんかなって思いますね。

全然聞いていなかったですが、お店のアピールをしていただいてもいいでしょうか?

ここのお店はフランケンファニチャーズっていう名前で、フランケンシュタインてまぁあのいろいろ死体を繋ぎ合わせて合体させて命を吹き込んでいるんですけども。まぁそのコンセプト、うちのフランケンファンチャーズっていう名前もそのフランケンシュタインから取っていますし、いろんな使えなくなって本当に死体同然であった木であったりとか、いろんな素材を合体さして、面白いものを作っていこうっていうコンセプトなんで。まぁ他にはないものを作って行きたいなっていうのは凄い常々考えながらものを作って、ひとづずつ手作りで作っているので、まぁちょっと変わった家具屋さんだとは思うんですけども、面白いものは絶対あるので、何か違うものを見つけたいなっていう人には是非是非見に来てほしいなって。色んな面白いものを作っているので、一度 お店に来て、面白いもの、こんなもんあるんやっていう風にいろいろ見に来て欲しいなって思います。

何か他に、次にやってみたいことはありますか?

仕事でやってみたい事は、自分で作った家具でまずひとつの空間を統一してみたいな、って。そういうトータルのコーディネートでまず、まだそこまで出来ていないので、そういうのやりたいなと思いました。
 
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